明日はきっとよくなる

成長こそが一番の投資である

失敗から学ぶ株式投資

IPOで当選し、購入したライフネット生命(7157)株を塩漬け状態で損をした話です。

投資を始めて間も無い頃ライフネット生命が上場すると聞き、初めてIPO投資をしてみた。

IPOの当選確率は1〜2%らしいですが、なかなか当選しないので上場する会社の株を購入するのは難しいと聞いていたので、意外と簡単に購入できて少し驚いた記憶がある。

 

2012年3月に980円を100株購入、直ぐに値上がりして良い時は1,326円まで上昇。

上っている時に売ろうか考えたが、長期保有をする事を前提に購入したのでそのまま保有する事にしました。

長期保有にした理由は、当時ネットから保険に加入するのは珍しく、しかも他の保険会社より低価格なので、今後の業績の伸びに期待をしながら、株を購入する時に長期保有することに決めておりました。

業績がよくなれば配当金もでるだろうと、気楽に考えていました。

 

しばらくすると株価は下がっていき、買った時の価格まで下落。

これからの時代は保険はネットから購入する事が主流となって業績が伸びていくだろうと根拠のない推測で、直ぐに上昇するだろうとそのまま放置していたが、待てど暮らせど株価はどんどん下がる一方でひどい時は291円まで下がり、どうしていいのか分からず、そのまま塩漬け状態となってしまいました。

6年後、遂に売る決意を決めて440円で売却し54,000円の損失。

少しでも配当金があればよかったのだが、6年間も無配で保有して、早めに売っておけば大きな損失は防げて違う株を保有する事が出来たと思うが、かなり高い勉強代になったと思えばいいかなと、今ではそうやって自分に納得させています。

また投資は自己責任なので、ライフネット生命を責めるつもりはなく、自分の判断力の無さで結果、損をしたと思っています。

この経験が今後の投資に活かせればいいかなと思います。

 

ライフネット生命で失敗した原因は損切りは5%まで等と自分の取引ルールを決めておらず、ただネット保険は今後伸びていくので長期保有しようと最初に決めたので、損している時も何もせず、ただ頑なに保有していた為に、このような結果になったと思います。

 

また業績を見ればわかるがライフネット生命は上場後、ずっと赤字であった。

利益が出ていない為、当然配当金がでる訳でもなく長期保有するメリットは全然なかった事が後から分かった。

短期取引だったら関係ないかもしれないが、今では中長期保有するつもりだったらその会社の業績を調べ今後の経営方針を確認ぐらいはした方がよかった。

今では、新規で株を購入する場合は四季報をみて業績を調べじっくりと検討してから保有するようにしています。

 

株取引は人それぞれで判断基準も違うので、正しい取引方法は存在しないと思いますが、まずは損をしない事、または損しても最小限に抑える事だと思います。

 

その為には投資の格言にもある

 

「卵は一つのカゴに盛るな」

 

これは1つのカゴに卵を集中せず、カゴを分散するという事。

 

1つのカゴに卵を盛った状態で落としたら卵が全滅する恐れがあるが、複数のカゴに盛っていたらもし落としても他の卵は割れていない。

 

投資を始めて随分経ったが、まだまだわからない事だらけではあるが今後も勉強しながら続けていきたいとは思っています。